昔から「馬鹿は死ななきゃ治らない。」と言われて来ましたが、本当でしょうか。
先日、仲の良い友達が、とても嫌な思いをして、ちょっと愚痴を聞きました。
友達:「あの人もきっと、死ぬ前に後悔するんだろうね、、、」
私:「そう?、、、後悔する?、、それは無いと思うわ。」
友達:「え?どうして?」
私:「今この歳で(相手は結構な歳の人です)そういう言動があるのなら、もう治らな いって。死ぬまで自分は正しく、善良だと思い込んで逝くのよ。悪いのは相手だとしか思ってないのよ。」
友達は、ハッと気づいた顔をして、「そうか~そうだよね。そうでなければあんな態度しないよね。」
やっと気付いてくれたようです。
友達は心の美しい、所謂、擦れていない人です。
何か事があれば、善意で何事も対処しようと努力する人です。
話を聞くだけでも相手の我儘ぶりに、こちらまでイラっと来ます。
でも、相手には相手の言い分があるかもしれず、それは永遠に分からない。
驚くほど、おバカな言動する人がたまに、いや、、、(笑)よくいますよね。
ここでいうおバカさんとは、勉強ができないとか苦手だ、そういうジャンルの事ではありません。
勿論、学んで諸々の気付きの瞬間と出会えれば、頭脳も優秀、かつ人間力もあり、そんな人物に到達出来る可能性は大ですが。
話を元に戻します。
馬鹿は死んで治るんだろうか。
一般論として、あの世へ行かれた方を蔑むわけではありませんが、
その人を思い出した時、思い出の中のその人は、突然お利口さんに変身しているでしょうか。
否、、、、残念ですが。
思い出の中のその人は、「うましか」さんのままなんです。