川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

馬鹿は死ななきゃ治らないって、ホント?

昔から「馬鹿は死ななきゃ治らない。」と言われて来ましたが、本当でしょうか。

 

先日、仲の良い友達が、とても嫌な思いをして、ちょっと愚痴を聞きました。

友達:「あの人もきっと、死ぬ前に後悔するんだろうね、、、」

私:「そう?、、、後悔する?、、それは無いと思うわ。」

友達:「え?どうして?」

私:「今この歳で(相手は結構な歳の人です)そういう言動があるのなら、もう治らな   いって。死ぬまで自分は正しく、善良だと思い込んで逝くのよ。悪いのは相手だとしか思ってないのよ。」

 

友達は、ハッと気づいた顔をして、「そうか~そうだよね。そうでなければあんな態度しないよね。」

 

やっと気付いてくれたようです。

 

友達は心の美しい、所謂、擦れていない人です。

何か事があれば、善意で何事も対処しようと努力する人です。

 

話を聞くだけでも相手の我儘ぶりに、こちらまでイラっと来ます。

 

でも、相手には相手の言い分があるかもしれず、それは永遠に分からない。

 

驚くほど、おバカな言動する人がたまに、いや、、、(笑)よくいますよね。

 ここでいうおバカさんとは、勉強ができないとか苦手だ、そういうジャンルの事ではありません。

勿論、学んで諸々の気付きの瞬間と出会えれば、頭脳も優秀、かつ人間力もあり、そんな人物に到達出来る可能性は大ですが。

 

話を元に戻します。

 

馬鹿は死んで治るんだろうか。

 

一般論として、あの世へ行かれた方を蔑むわけではありませんが、

その人を思い出した時、思い出の中のその人は、突然お利口さんに変身しているでしょうか。

 

否、、、、残念ですが。

 

思い出の中のその人は、「うましか」さんのままなんです。