川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

昔あって、今は無いもの

モノでは無いのですが、私が免許を取った50年前とは

車そのものがだいぶ進化して

昔は坂道発進が、ビギナー女子には最大の関門でした。

AT 車には無い、クラッチなるものがあり、

足で操作するものは、向かって右からアクセル、

真ん中がブレーキ、左にクラッチが付いていましたね。

 

教習所の坂道の途中でブレーキを踏み、

いったん止まって、再発進する時に

クラッチペダルを少し上げ、半クラと呼びましたが、

これが最初はなかなか上手くいかず、

カツンと動いてエンジン停止になり、更に焦りまくり、、、、

そんな思い出があります。

 

AT車を運転するようになった頃、丁度ハンドルもステアリングになり

クルクルと軽くなり、肩こりから解放されたものです。

 

免許を取って緊張しながら走るようになった頃、警察の取り締まりを

対向車の運転手さんが、すれ違う時にパッシングして教えてくれたものでした。

初めて、そのパッシングの恩恵に与った時、中年のおじさまでした。

体格の良さげな、、、上半身しか見えませんが、、、優しそうな方で

頭を下げる私を見て、微笑んでくれました。

今でもそのシーンを映像として思い出すことが出来ます。

 

今はすっかり見かけなくなった行動ですね。

 

警察の取り締まりも、今日は何処で、と、発表されていますから。

 

古き良き時代、と言ってしまえば身も蓋もありませんが、

備忘録として書き留めておきたい事の一つかなと思っています。

 

免許取りたての若い者を、皆で見守る、そんな事だったかとも思います。

 

ミニカー・クラウン

好きでミニチュアカーをコレクションしています。

 

そう言えば、教習所ではクラウンでした。

ベンツの所もありました。

 

昔あって、今は無いもの。

沢山ありますね。

世代によっても違うでしょう。

しばし、大昔の思い出に浸ってしまいました。