断捨離はポツポツ、無理なく少しづつしています。
古すぎるものの持つ負のオーラが、うんたら かんたらと
巷では言うではありませんか。
確かに母親が亡くなった時の家の整理がとても大変だったので、
娘たちにあんな思いをさせないように、
身体が元気に動くうちに捨てよう!と決意しています。
捨てるものの取捨選択にも段階があるようで、
数年前は、まだ微かな愛着があって捨てられなかった物を取り出して改めて眺めると、
もう執着心がかなり薄れてきていることを、しばしば感じます。
通知表、これはもうこの世を去ってから子供や孫が、
そしてその連れ合いが皆で覗いて
「あら~ババちゃんたら、算数がホントに苦手だったのね~
体育も苦手って言ってたけど、ホントだわ~~ww」なんて笑われたくない!!
これはもう、思い切って捨てましょう。
そして40代になった娘たちの通知表が、
押し入れの奥深くの段ボールから出て来たので
これは、この機会に本人たちに渡すことにしました。
二人一緒の機会では無かったのですが、
面白い事に、二人とも全く同じ反応だったので笑えました。
「はい、これ。」と言って渡すと、「なあに?」と紙袋を覗いて
「キャ~~!!やめてェ、、、今更。お母さんが捨ててよ~。」とww
長女は、「家で車から降りようとした時、突風が吹いて来て
あの大通りに、これがヒラヒラ舞って行ったら、
私、ご近所にとんでも無い赤っ恥かくわ~~」
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
二人で大笑いをしたのです。
「こ、これは三段階評価だったんですゥ、、、」って言えば?(笑)
またまた大笑い。
次女は出来の良い一人娘には、とても見せられないと、
すぐ捨てちゃおう、、、と。
しかし、二人とも、成績そのものより
担任の先生が、一生懸命良い所を探して書いてくれたであろう、所見に感動していました。
長女は、あの頃はあんなに大勢いたのに(一クラス40数名いたんです)
細かくちゃんと見てくれていたのね~と、しみじみ。
次女も、本当に正確に長所も欠点も、よく見てくれていたわね~と。
次女は私と同じく、消極的と書かれることが多かった。
二人とも、ダンナと子供には見せないで
早いとこ捨てちゃおう、と言っていました。
ふふ、、好きにして頂戴。
私もいい加減捨てるわ、、、と言ったら、
まだ持ってたの?と不思議がられました。
捨ててはいけないものなのかと、心のどこかで思い込んでいただけかな。
先生に感謝して、通知表を眺めました。
子供の頃に苦手だったものは、今でも決して好きでは無いけれど
ぼんやり生きていたなあと、自分の事をそう思います。
中三の頃のものですが、さっぱりした性格の男性の担任でした。
細々と書いていないのが珍しく、幼い頃は消極的すぎるとか、引っ込み思案だとか書かれていました。
数学はそのまま。
しかし体育はおまけだったとしか思えないのです。
自己評価は、5段階評価の「1」の中、(笑)位だったとしか思えないのです。
泣きそうになって、必死の形相で跳び箱を飛んで転がっていたので、哀れに思っての事だったと、、、
家庭科は、雑な性格が出て、丁寧な手仕事には程遠かったのです。
美術は自己評価はもっと低いのです。
絵を描くとか、ため息をつきつつ描いていましたから。
全体に面倒くさがり屋で、努力が嫌い、自分の事はようく分かっています。
さあ、これでさっぱりしたので細かくちぎって捨ててしまえます。
自分の部屋の整理は時間が掛かるものですね。
あとは写真の整理です。
キャー、やめてェ、、という可愛く撮れていない写真は捨ててしまいましょう。
あら、少ないわね~と思われるくらい、可愛く写っている写真だけ取っておきましょう。
娘も私のも。
PS: ダンナに大笑いされたブスッちい写真は早いとこ、捨てちゃおう。
「結婚前にこれ見てたら、結婚の決意ぐらついたな~~ワッハッハッ。」ですって。