川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

初ものや あの世もすこし 遠ざかり

 


腰の大きく曲がった、遠縁の小母ちゃんから

「そら豆が出来たから取りにおいで~」と、スマホに電話が入った。

出先だったので、夕方には貰いに行くと伝えて、

段ボール箱一杯、貰ってきた。

 

姉の所や娘宅、友達などに、いつもの様にご町内をひと回りして配り、

我が家でも早速、新鮮で柔らかい蚕豆を大鍋で茹でた。

 

美味しい、としか言葉が出ない。

柔らかくて、少し茹で過ぎたようだ。

何しろ柔らかいので、薄皮も食べられる。

 

蚕豆が大好きだった亡き父に、小皿に盛ってお供えをする。

 

夏になれば、今度は甘い玉蜀黍を取りにおいでと声がかかる。

 

ダンナは、小母ちゃんの腰の曲がり具合を見て、少し心配になったようだ。

夏のトウモロコシまで生きていて欲しいなあ、と。

(心の声、、、、そっちかい!!)

 

私は、小母ちゃんの顔は、まだまだ精気に満ち溢れているので、

大丈夫だと思っている。

 

そして、まるで物々交換の如く、娘からは東北からやって来た行者大蒜を一束貰う。

関東では採れない行者大蒜なので、調理法が分からない。

本当は、茎を食べるものなので、葉が茂り過ぎたようである。

 

ネット検索して、行者大蒜の美味しい食べ方を見てみると、

レシピは、色々あるようだが基本は醤油漬け、、、、らしい。

書いてある通り、醤油、みりん、酒、ごま油で漬けてみた。

 

 

さっと湯がいたら、こんなに少なくなってしまったけれど、

2~3日後が楽しみである。

先ずは、温かいご飯に乗せて食べよう。

 

初モノを、二種戴く幸福を嚙みしめる。

 

ご飯は抜きで、そら豆をお腹一杯食べてしまった。

 

あの世への距離が少々遠のいた。

 

 

さて、最後になりますが、昨日のヴィクトリアマイルは、馬単が的中でした。

馬単¥4170-

 

レーン騎手の乗る、人気のソダシと、戸崎の乗るソングラインの一騎打ちだろうと

予想したなら、もっと買ったら良いでしょうに、、、、

 

あれこれ情報を見ている内に、欲が広範囲に広がってしまうのです、、、

いつもの事ながら。

 

昨日のヴィクトリアマイルのレースは、面白いレースでした。

堅い決着の割には、あの馬、この馬、そしてその馬たちの走りが

どれも皆、それぞれの理由があり、精いっぱいの走る姿に、

なんて健気な馬たちよ!!と感嘆すらしてしまうほど、

昨日のレースは私にとって面白かったのです。

 

ビギナーの頃は、「サラ系」と、出馬表に書いてあったのを、

サラ系?、、、一体何のこと?と思ったのですから、笑ってやって下さい。

 

もちろん、サラブレッドのことですが wwwww

 

面白いレース、そう思えるほどに、私が成長したってことでしょうか。

 

長生きして、もっとお馬を楽しむ所存です。

 

「初ものや あの世もすこし 遠ざかり」 by えりこ