川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

20年ぶりのステーキハウスで新年会を

ステーキ岡本

こちらの「岡本」は目立つ場所にはありませんが、

知る人ぞ知る、太平洋の白子海岸のすぐ近くに建つ

築数十年経つ老舗です。

 

この前来たのは、もう20数年前だったと、ダンナは覚えているようです。

私の覚束ない記憶では、30年以上は経っているように感じていましたが。

 

お客様が待つエリアですが、夏は外で食べるのもありの様です。

 

次女一家は喪中ですので参加しませんでしたが、長女一家と出向きました。

育ち盛りの小5の孫と、スリムな婿ちゃんは300グラムを頼みました。

 

私達老人夫婦と長女は200グラムで丁度良かったです。

 

30数年前にこのお店を知ったのは、

地域新聞にトンカツの絶品のお店と紹介されていたので、

夏休み中の小学生だった娘たちを連れて来たのが最初でした。

 

店内は混んでいて長く待たされ、

お腹が空いて家族全員無表情になりかけた頃、

調理場の壁の前のテーブルに案内された私たち一家の耳に飛び込んできたのは、

「ア~~ッ、ご飯が無い!!」と、叫ぶアルバイトらしき女の子の声。

 

奥から、「早く炊け!!ッ。」と男性の指示。

 

今からご飯炊くの~?

失笑してしまった私達でしたが、なんとそれから一時間、気長に待ったのでした。

 

トンカツは分厚くそして柔らかく、この上もない程美味しかったので、

程なくしてまた行きました。

 

そして、なんとまた「ご飯が無い!」騒ぎに遭遇したのです。

 

そうして足は遠のき、私の記憶では30年以上行かなかった、、、、、

美味しいのに残念!でしたが。

 

しかし、まさか三度目は無いだろうと、

それにお正月の二日に予約できるお店が少ない事と、

幕張のホテル街に行けばどこかしらあるだろうと娘と話していたら、

ダンナは、ごちゃごちゃした所へ行きたくない、、、と我儘を通します。

それで思い出したのがこのお店だったのです。

ステーキなら孫も娘婿ちゃんも満足でしょうし、、、、と。

 

いやはや、調整するのも大変です。

 

しかし、柔らかくて美味しいステーキに、全員満足な新年会でした。

 

娘は、子供だったので味まで覚えて無かったけれど、此処はまた来るわ~~と

すっかり「岡本」を気に入ったようです。

たまさかの外食を家族のイベントして楽しみにしているようです。

 

私とダンナはスーパーで黒毛和牛をおごって家で焼いて食べます。

外食の半額で済みますから。

 

再婚の娘は、最初の時よりはるかに笑顔が多いのが幸せの何よりの証拠かと。

 

「年は11しか違わないし~。」と、ニコニコ!

「えっ?11も違うでしょ?の間違いだろー。」と、

娘婿ちゃんと私は同時に突っ込みます。

天衣無縫ぶり、素のままでいられるのが

居心地の良い証拠だろうとは思うのですが、、、

 

爺ちゃんは辛口評論家ですから

「お前が80になった時にテツヤはまだ69だぞ。その違いは大きい。

食い過ぎて老け込まないように注意しろ。」とのご飯前の注意でしたwww

 

「自分こそ早食いは血糖値が上がるんだよ~ヨロヨロになっても知らないよ~。」と

応酬します。

そんな時、テツヤはひたすら「(⌒▽⌒)アハハ!」と笑って済ませます。

 

辛口家族に囲まれて、それが平和の秘訣なんでしょう。

 

今年はなんだか好い年になる様な気がします。

 

ジャンボもバラで5枚づつ、4回に分けて買いましたが、末尾番号の300円が3枚、

3000円が一枚当たりました。6000円引くことの3900円、

2100円の損ですが、まあ良しとしましょう(*^^)v

 

そこそこが良いでしょう。