川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

首都圏から一番近い棚田~「鴨川大山千枚田」

ついこの間、お盆のお墓参りに行ったかと思ったら

もう秋のお彼岸がやって来ました。

 

台風の影響で蒸し暑い数日が続き、

昨夜から秋らしい涼しさにホッとしています。

昨夜はよく眠りました~~夏の疲れが意識せずに溜まっていたのでしょうか。

 

お墓掃除とお墓参りを済ませ、綺麗に磨いた墓石とお供えした花が綺麗で

落ち着けるものですね、なんだかんだ言って、しなければならないことの一つ。

 

ご先祖様のお骨が数体地下に眠っている、、、、、

が、いつかは一つの骨壺に一緒にしなければならないのだろう。

 

私の代で出来るかどうか、鋭意努力課題ではあるのです。

 

まあまた、体力気力のある時に考えるとして、

明日から数日雨続きのようですから

今日はフラリと、あちこちお店探訪とドライブをして来ました。

 

本当は房総鴨川の首都圏から一番近い棚田、

大山千枚田」へ行ってみたかったのですが、

中途半端な時間から行動開始しましたので、

諦めて蔵出し写真で思い出を辿る事としました。

 

写真の整理をしている最中なので丁度良い。

 

彼岸花って本当にお彼岸頃に必ず咲いて、季節を知らせてくれる花ですね。

昔は土葬だったので、野生の小動物が遺体を掘り起こさないように、

根に毒性の強いこの花をお墓に植えたので、縁起が悪いと言われたようですが、

漢方薬にも使われ、咳止めとしても使われていますね。

 

私はこの花が大好きなんです。

歌人の塚本邦夫はこの花を詠んで、あの長い雄蕊を「逆さ睫毛」と詠っていますが

ほう~、、、へえ、、、、そうなの、、、、逆さ睫毛ねえ、、、、

言われてみればそう見えない事も無いですね。

 

日本の原風景の面影を残すこの景色は、

大切にいつまでも残して欲しいなあと思います。

 

この時はまだ早かった様で、彼岸花はチラホラ少ししか咲いていなくてガッカリしましたが、あの頃は仕事優先で、なかなか丁度良い時期に彼岸花の最盛期に行くことが出来ませんでした。

 

 

今の上皇ご夫妻がこの地を訪れた際に詠まれたお歌だそうです。

 

「刈り終へし棚田に稲葉青く茂り  あぜのなだりに彼岸花咲く」

 

こんなローカルな所を訪問されたのですね。

日本中に素晴らしい棚田がある中で規模も小さく、、、誠に恐れいります。

 

私ごときが恐縮する事も無いのですが、、、、(笑)

 

今年も棚田では案山子の展示を行ったのでしょうね。

可愛かったり面白かったりの案山子に慰められました。

どうして田んぼにハワイアンの美女が、、、?ww

 

魔女だそうですが、可愛くて少しも怖くないですね。

 

正統派の案山子にホッとします。

 

 

10月になると、畔に灯りがズラリと灯され、

それは美しい夜祭をしていましたが、今年は開催するのでしょうか。

一度だけ夜遅くまで見に来たことが有りました。

 

鴨川出身の歌手の方の歌とトークのライブが今となっては懐かしい思い出です。

 

地魚回転寿司屋さんがあり、美味しかったなあ。

鴨川には、お寿司屋さんの有名処も何店もあって、食は外しません。

 

美味しい海鮮物を食べにおいで下さいませ、房総鴨川へ。

 

三連休のお天気が恨めしいですね。