川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

旬のブドウを戴きました。

ご近所の、かつては同業だった奥様から

故郷の岡山産のピオーネを戴きました。

いつも、ありがとうございます。

感謝です。

岡山産ニューピオーネ

我が家と近所のこちらの奥様とは、我が家が10年前に廃業するまで

同業として協力したり、先輩としてご指導頂いたりしておりました。

 

社長であるご主人が、旅先で突然お亡くなりになった時、

お二人とも故郷は遠く岡山で、突然のことにお葬式の事で困って我が家に相談され

お坊さんのご紹介、葬儀のお手伝いをさせて戴き、

おそらく親戚の様に思って下さっているのだと思います。

 

ご主人亡きあとは、近所に住むご長女の方と営業を続けておられ、

おそらく90歳位になられるかと思うのですが、現役でその年齢まで頑張られ続けている姿に、頭の下がる思いです。

 

60歳前にリタイアした私は、もう仕事をする気力は無く、、、、、

しかし、勝手な言い種ながら辛うじて遊ぶ気力はまだ残っている、、、、そんな感じなのです。

 

私の亡き母と幾つも年齢は違わなかった様ですので、

散歩する姿を窓からお見かけした時は、ああ、お歳を召されたなあ、、、と

しみじみしたものです。

姿勢も良く、矍鑠としておられますが、近々ご機嫌伺いに行こうと夫と話しました。

 

 

ふっくら実が大きくて、ジューシーなブドウの汁が口の中に広がって、

幸せな時間でした。

今年食べたブドウの中では断トツ、一番美味しかったです。

 

届けてくれた娘さん曰く、近くなのになかなか会えなくて、、、、、

お元気ですか、と母が申しておりました、と。

 

亡き父には、歳をとると明日というものが必ずあると限らないから、

明日会いに行こうと思うなら、今日行け!今日行って来い、と

言われたことが有りました。

 

夫の父親が施設に入っていたのですが、お正月になったらお見舞いに行こうと、

夫や娘と話していたら、私の父からは冒頭の様な事を言われ、

翌日、仕事を終えて年末押し迫ってせわしなかったけれど、会いに行って来ました。

 

その二日後、除夜の鐘が鳴り終わると同時に、夫の弟から電話があり、

たった今、息を引き取ったと連絡がありました。

夫の父親は老衰で、眠る様に静かに亡くなったのでした。

 

そんな経験から、縁起でも無いけれど、

会いたがっているとお聞きすると、これは早く行動せねば、と思うのです。

 

なにか美味しいものを手土産に会いに行こうと思っています。

 

お花好きだから、お花も良いかな。

きっと話し込んで仕舞いそうです。