川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

お墓参りもまた楽し

昨日、姉と二人で我が家のお墓と姉宅のお墓の二か所をお参りしてきました。

不謹慎かもしれませんが、楽しいお墓参りだったのです。

 

姉の姑さんが亡くなり、私はまだお墓参りをしていなかったので、

我が家の亡き父の命日も近いので、忙しい姉のため

一日で二か所行ってしまおうと提案しました。

 

あちらのお義母さんは行年93才、大往生でした。

転んで骨折しなければ、施設に入所するのも少し遅れたでしょうし、

そのために寝たきりにならなければ、認知症もどうだったでしょうか。

 

コロナ禍で自由に会う事も出来ないまま、お別れしましたが、

一人っ子だった義兄は、色々あって、、、、

もう亡くなる頃は気持はさばさばしていたようです。

 

姉宅のお墓は、我が町では古くからある大きなお寺のお墓なので便利に出来ていますし、親戚や知り合いの家のお墓も多く有り、序でと言っては大変失礼ながら、

伯母や従妹や、遠縁のお墓にもお線香を手向けることが出来、

気持ちがとてもスッキリしたものです。

 

伯母のお墓の場所が分からなくなってしまい、しばし広い墓所を彷徨してしまいましたが、そのお陰?か、思いがけず、ああこの人も!

そしてこの人も!と、数人に手に持っていたお線香を手向けることが出来ました。

 

墓石に刻まれた没年を見ると、60代後半で逝かれる方が思いのほか多く、

70の坂を越えればあとは80代の後半か90代。

口だけ元気いっぱいな姉妹で(笑)身体は至って弱っちい我ら姉妹は、

よくぞここまで元気で来たね~~と、しみじみしました。

姉は72才、私は69才。

もう怖いものは、ほぼ無いねと何となく心境も語りあえました。

 

67才で逝った従妹の墓前で「Yちゃん、早く逝っちゃったね~病気で苦しい人生だったね、そっちでゆっくり出来たかい?」と語りかけると、

姉はプッと笑い「アンタ、おばあさん(母の事)に似て来たね~~ww」と。

墓前で田舎芝居の小劇場が突然始まるのが、亡き母でした(爆)

ハートが熱いと言えばそうも言えるし、、、、(⌒▽⌒)アハハ! なんだかなあ。

 

それからも、知り合いの墓前で二人で掛け合いの小劇場の田舎芝居を繰り返し、

その度に爆笑しながら、不謹慎極まりない墓参りをしてきたのです。

 

帰りはファミレスででお茶をして、久し振りだったので積もる話に2時間ほどゆっくりしてきました。

 

甘いものも、、、、行っちゃおうか~?とばかり、

あの世へ旅立ったみんなの代わりに食べようぜ~~なんて、勝手な理屈でモンブラン、大変美味しゅうございました。

 

突然話は変わりますが、不動産もだぶつき気味ですが、きっとお墓も減って行くのでしょう。

人口減少、少子化、あと100年したら、お墓事情はどうなっているのでしょうね。