川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

鮨・房総鴨川「笹元」

10月6日の当ブログ、「彼女が明るい訳」に詳細は書いてありますが、

その続きです。

 

M子さんの実家跡地へ通う事、3回。

明るい雰囲気のする場所や家は、すぐ買い手が付きますが

ここも地元の不動産会社が手を挙げてくれて、

本日決済引き渡しに立ち会ってきました。

二人姉妹の妹さんは「私は要らないから、お姉さんどうぞ。」と言ってくれたそうで

世の中、争いごとはよく聞きますが、出来た妹さんに今日初めてお会いし

姉妹揃って、人柄がとても良い事が伝わってきて、おまけに手土産まで戴き

「これからも姉を宜しくお願いします。」と頭を下げられました。

 

まだ山と畑があるのですが、何しろウチのダンナはもう歳なので

少しづつしか仕事ができません。

 

良かったね~M子さん、あの世でご主人様も亡きお姑さんも

きっと安心しておられることでしょう。

 

という訳で、鴨川でお昼になればそれはもう、笹元だっ!!

鴨川 鮨笹元

こちらへ来るのは久し振りです。

 

 

小上がりが混んでいたので、カウンターで戴くことにしました。

 

写真、宜しいですか?と尋ねると、笑顔で「どうぞ、どうぞ♪」と言って下さり

楽しい手許を見せて戴きました。

 

以前は雰囲気のある初老の男性がカウンターにいましたが、

その方は、奥にいるおかみさんの父親だそうで、

手前の職人さんは若女将のご主人だそうです。

親父さんは、今は館山店で張り切っておられるそうです。

 

客商売向きの気さくな若旦那と、粋で鯔背な若女将のコンビは

見ていて気持ちの良い動きをしていました。

 

先ずは、冬瓜の煮物。

優しく薄味です。

 

地魚握りを頼みました。

二人前づつ盛りつけて、3貫づつ供されます。

左から、鯵、そして鯛はレモン塩で戴きます。

一番右側は鮑、コリコリして歯応えあり新鮮でした。

 

二枚目の皿は

鮪、雲丹、カンパチ。

カンパチは紫辛味大根が乗っていました。

 

若女将の手作りのお皿はどれもみな味わいがあり、

陶芸をしていたというM子さんと私は、暫し陶芸談義を楽しくしてきました。

 

3枚目のお皿は、金目と、え~~っと何だったっけ、、、、

炙りが入ると、これがまた美味しくなるんですね~

他に巻物もあり、あ~~満足、満腹、幸せなひと時でした。

 

シャリが小さくて女性向きかもしれませんね。

ウチのダンナは、あの倍はイケると思います。

 

鴨川には、美味しい海鮮を食べさせてくれるお店はたくさんあると思いますが

ここは私の一推しのお店です。

 

あ、お値段ですね。

一人前¥3080-でした。