川の流れのように

日々の小さな想いをつづります。

欲は無くなってきます。

最近、友達や姉と話すときに、ああ、同じ思いだなあと感じることは

今一番の望みは歩くことが出来て、美味しくものが食べられる事、、と

かなり欲望がスッキリしてきたことです。

69才。

ここまで生きてくると、若い頃の様に何が欲しい、何処へ行きたい、何をしたい、

それが全く無くなったわけではありませんが、

短いであろう先を考えると、やはり命を仕舞うその日まで

元気に歩けることは、少々努力しなければいけないことの一つでもあります。

 

病や怪我などで歩けない方の事を考えると、

傲慢な意見、あるいは物言いなのかと配慮致しますが、

いま私は、歩くことをテーマに本気で考えています。

 

そして、ついに予てより欲しかったノルディック・ウォーキング・ポールを買いました。

 

説明書には杖代わりにしないで下さい、とか細かく書いてありましたが

早速公園で使ってみましたが、杖の要素はゼロではありません(笑)

 

結果、5000歩ほど歩いて体重分散が出来るので(ここ‼重要です)

膝が痛くならないのと、疲労感が違う事に気付きました。

 

4足歩行ができるのですから、コツさえ掴めばこれまでより長く歩けます。

運動も苦にならなくなります。

 

良い事ばかりではないですか。

 

飽きずに使い、長い目で見て結果を出したいと思います。

 

近所の公園を早速歩いてきました。

宿り木がポンポンみたいで可愛らしいです。

 

もうそろそろ、紅葉も終わりです。

 

ワンちゃんも紅葉狩り

 

この写真を撮った日から三日後に行ったら、もう半分は散っていました。

 

 

半曇りの日でしたから、眺めは今一でしたが、冷たい風が心地よく感じました。

 

真冬でも、風の無い日ならばOKです。

 

亡き母は、出先で和式トイレで立ち上がること出来なくなってしまい、

その恐怖心から出歩かなくなってしまいました。

 

どんどん足腰が弱り、亡くなったその日は、訪ねた私に

お茶を淹れようとしてくれたので、私が淹れるよと、立ち上がろうとしたら

「いいから座ってて、これが私の運動なのよ。」と言って

家の中の数メートルを歩いてお茶を淹れてくれたものでした。

 

そんなあれこれを思い出しています。

 

このポール、頼りになります。

まさしく相棒になります。